口蹄疫 ワクチンの接種開始

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家畜伝染病の口蹄疫が広がっている宮崎県央部で22日、発生農家から半径10キロの移動制限区域の家畜に対するワクチン接種が始まりました。健康な牛や豚にワクチンを接種して感染拡大を遅らせたうえで、殺処分する。国内で口蹄疫対策としてワクチンが使われるのは初めて。

接種対象は、県央部の発生地と周辺の計3市5町の移動制限区域で約15万頭。県は対象農家の同意を得たうえで、外縁部から中心部へ向かうように接種を進めます。県は「3、4日で終わらせたい」としている。

接種作業に従事するのは、感染リスクを減らすため、新たに県外から宮崎入りした獣医師27人と補助員40人、さらに案内役の地元住民で構成する27チーム。ワクチンは午前9時半、宮崎市の宮崎家畜保健衛生所を出発。午後1時ごろから高鍋町などで接種が始まりました。

感染力の強い豚を優先する方針で、この日は2万2096頭にワクチンを接種した。東国原英夫知事は木城町の対象養豚農家の一つを訪ねた後、県庁で記者団に「犠牲になり畜産を守るという責任感があり、気丈に振る舞われていた。ここで封じ込めるのだという強い意思に救われた」と述べました。

対象となる農家への国の補償策などについて地元の首長らは21日夜、受け入れを決めました。
家具・インテリアチェーンのニトリが18日に発表した2010年2月期の第3四半期(2月21日~11月20日)連結決算は、売上高が前年同期比18.6%増の2105億9900万円、営業利益は47.4%増の361億8700万円の大幅な増収増益となりました。10年2月期の通期予想は、売上高が前期比16.4%増の2840億円、営業利益が29.9%増の430億円、経常利益が29.5%増の440億円で、売上高と経常利益が23年連続で過去最高益を更新する見通し。

今期は、一時売上高が前年割れとなりましたが、その後に値下げ戦略を加速。大幅な値下げにもかかわらず、それ以上に客数が急増し、売上高を押し上げました。また、円高により海外で生産した家具の輸入コストが大きく下がり、利益が大きく伸びました。円高による増収効果は通期で約80億円に達する見込みです。

ニトリは、販売する製品を自ら企画し、海外で製造まで行うSPA(製造小売り)の手法で急成長。ユニクロともにデフレ時代の"勝ち組"と呼ばれています。
昭和38年に埼玉県狭山市で女子高校生が殺害された「狭山事件」で、強盗殺人などの罪で無期懲役が確定し無実を訴える石川一雄さん(70)の第3次再審請求審の三者協議が16日、東京高裁でありました。門野博裁判長は検察側に対し、警察の捜査メモや犯行時間帯の目撃証拠などの開示を勧告しました。狭山事件の再審請求で証拠開示が勧告されたのは初めて。

裁判をめぐっては、石川さんの捜査段階での犯行を認めた自白や被害者の家族に届いた脅迫状の筆跡鑑定などが有力な証拠となり有罪が確定しましたが、弁護団は信用性に疑問を呈しました。今回、高裁が開示を求めた証拠は、石川さんの取り調べメモや、筆跡鑑定のために捜査段階で石川さんが書いた脅迫状と同内容の文書など。犯行時間帯に現場近くにいた男性が「石川さんや被害者を見ていない」と証言した調書も含まれています。

殺害現場の被害者の血液反応の検査報告書については検察側が一貫して「存在しない」としてきましたが、高裁は「存在しないというのはおかしい」と検察側に合理的説明を求めました。

東京・霞が関の司法記者クラブで会見した弁護団は「高裁が石川さんの自白の信用性に疑問を抱いているということ。再審開始に近付いている」と述べました。東京高検の大野重国公判部長は「十分に検討し、適切に対応する」としています。

司馬遼太郎「峠」自筆原稿を発見

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作家の司馬遼太郎が幕末を描いた小説「峠」を新聞に連載した際の自筆原稿2144枚が見つかり、寄託を受けた兵庫県姫路市の姫路文学館が10日、報道陣に公開しました。

「峠」は昭和41年11月から43年5月まで毎日新聞朝刊に連載された長編小説。幕末の越後長岡藩で一介の武士ながら卓越した見識と実行力で筆頭家老に抜擢(ばってき)された河井継之助の生涯を描いています。

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